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HOKKAIDO Art/Design/Hotel/Food

北海道旅行を楽しむためのアート&デザイン・食・札幌周辺のホテルを紹介していきます Enjoy a trip to Hokkaido with Art, Design, Hotel and Food.

阿部典英展「ネェ ダンナサン あるいは 月・影・漂」 -札幌宮の森美術館-

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阿部典英展「ネェ ダンナサン あるいは 月・影・漂」 -札幌宮の森美術館-



札幌の高級住宅街である円山の一角に、札幌宮の森美術館はある。
北一条通りに面した結婚式場に隣接する小さな美術館だ。
小さなミュージアムショップと中庭に面したカフェも備えている。
僕は、有名な美術館で開かれる大きな展覧会よりも、小さな美術館やギャラリーで開かれる展覧会の方がなんとなく好きだ。
大きな美術館は、どんな展覧会にも対応できるように展示室自体はクセのない作りになっている。
小さな美術館の場合には、展示室にもそれぞれの美術館の個性があって、作家やキュレーターが「この美術館で展示するなら、こうしよう」と知恵を絞らないと、いい展示にならない。
そういう意味で苦労は多いのだろうけれど、見る側からするとこの作品をこの場所でみるという意味を感じることができるので楽しみが一つ増える。
札幌宮の森美術館は、こういった楽しみを感じられる素敵な美術館だった。



平日は常設展もあるらしいけれど、土曜だったので結婚式が行われていて常設展はお休みだった。
企画展はというと、札幌国際芸術祭に合わせて、北海道出身の造形作家 阿部典英さんの展覧会だった。

 

造形というのは(絵やデザインもそうだけれど)、作った人の性格や心が表れると僕は感じている。
阿部さんという方にお会いしたことはないけれど、作風からなんだか素朴で皆に愛される雰囲気をお持ちなのだろうなと感じた。

 

ちなみに、ミュージアムショップで売られていた本で過去の作品を拝見したのだけれど、すばらしく上手だった。大先輩に対して上手というのは大変失礼だと思いながらも、それ以外の言葉が出ないぐらい上手だった。
しかも、ミュージアムショップの方に伺うと高校生の頃の作品だとか。
やはり、一流の方は若い頃から違うんだなとしみじみと感じた。


札幌宮の森美術館
札幌市中央区宮の森2条11-2-1
(地下鉄円山公園駅からバス:円14荒井山線「宮の森シャンツェ前」行きバス乗車→「宮の森1条10丁目」下車徒歩3分)
http://miyanomori-art.jp
<企画展>
阿部典英展
「ネェ ダンナサン あるいは 月・影・漂」
会期 : 2014年7月3日(木) ― 7月31日(木)
一般800円
http://miyanomori-art.jp/exhibitions/140703_abetenei.html






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