忍者ブログ

HOKKAIDO Art/Design/Hotel/Food

北海道旅行を楽しむためのアート&デザイン・食・札幌周辺のホテルを紹介していきます Enjoy a trip to Hokkaido with Art, Design, Hotel and Food.

ワイナリー 宝水ワイナリー -岩見沢市-

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ワイナリー 宝水ワイナリー -岩見沢市-


札幌から特急で約20分(一駅分)乗ると、岩見沢という街がある。
三笠、美唄、栗山といった周辺の街が炭鉱で栄えていた頃の商業都市で、空知(そらち)地方の中核都市である(札幌は石狩地方にあたる)。
この岩見沢市は北海道のなかでも特に雪が多い事でも知られる。
ニュースで「現在の北海道岩見沢市の様子です」といって、映し出されるほぼ真っ白な画面はもはや風物詩とも言える。

この雪深い街には実はワイナリーがいくつか存在している。
岩見沢市内に4つ、隣接する三笠市に3つそのほか長沼町、浦臼町、歌志内町にそれぞれ1つ、計10のワイナリーが空知地方には存在している。
なかでも最も有名なのは、2014年公開の映画「ぶどうのなみだ」の撮影に使用された宝水ワイナリーだ。

広大な畑の間を抜けると、小樽の倉庫を移築したというなんとも味のある建物が見える。
入口の風車は映画のために作られたセットらしい。

一階がショップになっていて、ここでしか購入できない貴重なワインが並んでいて、試飲もできる。
1商品につき300〜1200本程度の数しか生産されていない(できない)ため、ここでしか購入できない製品も多いとのこと。



2階の奥のガラス窓から醸造作業を見学することができる。
若手芸術家のアート作品も展示されており、作家が来店するイベントも開催されているらしい。
手前にはテーブルが並んでおり、ソフトクリームを購入して食べる事ができる。
ソフトクリームは、畑でとれたぶどうのソースがかかっていて、車の運転などで試飲できない人もぶどうを楽しむことができる。



ちなみにこの日は、白ワイン一種類とロゼ2種類を試飲することができた。
ワインについてはまた別の記事で書くが、宝水ワイナリーはロゼがかなり特徴的な風味を持っている。ワインについてかなり音痴な僕でも他と違うなというのははっきりとわかった。

建物の向かえには葡萄畑が広がる。


なにもこんな雪深いところでつくらなくてもと思ってしまうが、おそらくこの気候とこの空気だからこそ作れる(作られる)味があるのだろうと思う。

映画のロケ地にもなったということで、観光地としても盛り上げていきたいとの思いをお持ちのようで、とても応援したくなった。
山梨県の勝沼ほど密集してはいないしメジャーでもないけれど、空知のワイナリー巡りもなかなかおもしろいのではないかと思う。
札幌〜小樽あたりのメジャーな観光に飽きた方はぜひ空知地方のワイナリーを巡ってみてほしい。


宝水ワイナリー
http://housui-winery.co.jp
北海道岩見沢市宝水町364番3号
TEL: 0126-20-1810
10:00-17:00(1~3月は毎週水曜が定休日)






北海道旅行

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
KHD
性別:
非公開
自己紹介:

P R